こんにちは、現役国立医学部生のたくみです
・「英語が苦手で、長文になると単語が全然わからない…」
・「単語帳を何冊も試したけど、どれも続かなかった…」
そんな悩みを抱えるあなたにおすすめしたいのが、システム英単語(通称:シスタン)です。
シスタンは、共通テストから難関大学まで対応できる超定番の英単語帳。
でも、ただ「なんとなく使っている」だけでは、その効果は十分に引き出せません。
この記事では、英語が苦手な人でもシスタンを得点源に変えるための具体的な使い方・勉強ステップ・復習法を、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで見てみてください!
システム英単語(シスタン)ってどんな単語帳?

シスタンは、駿台文庫から出版されている英単語帳で、正式名称は『システム英単語』。
2025年現在、最新は第5版。多くの高校や予備校でも採用されており、全国の受験生に最も広く使われている単語帳のひとつです。
最大の特徴は、「入試で出る順」に単語が掲載されていること。
さらに、1~3語程度の短い例文(ミニマルフレーズ)付きで、意味と使い方をセットで覚えやすい設計になっています。
こんな人におすすめ!
・英語が苦手で、まずは単語からなんとかしたい
・単語を暗記してもすぐに忘れてしまう
・長文を読むとき、単語の意味が思い出せない
・単語帳を何冊も中途半端に終わらせてきた
→そんなあなたに、シスタンは最初で最後の単語帳になるかもしれません。
シスタンの構成|段階的に語彙力がつく!
シスタンは、4つの章で構成されています。
章 | 単語数 | レベル感 | 例 |
---|---|---|---|
第1章 | 1〜600語 | 共通テスト基礎 | become / know / increase |
第2章 | 601〜1200語 | 標準~中堅私大 | contain / provide / involve |
第3章 | 1201〜1700語 | 上位私大~旧帝大 | pursue / assume / imply |
第4章 | 1701〜1900語 | 難関大・多義語対策 | mean / bear / hold など |
最初は簡単→後半ほど難しくなるという構成なので、苦手な人でも最初の1〜2章から無理なく始められます。
英語が苦手でもできる!シスタンの効果的な使い方ステップ

ステップ①:1日30語、まずは“読むだけ”でOK
最初は「完璧に覚えよう」としなくて大丈夫。
まずは1日30語をミニマルフレーズごと声に出しながら読んでみましょう。
たとえば:
increase by 10%(10%増加する)
このように、単語+よく出る形で一緒に読むことで、記憶に残りやすくなります。
ステップ②:2周目から“覚える意識”+音読・書き取り
1周目で雰囲気がつかめたら、2周目では以下のアクションを加えます。
・フレーズを音読(3〜5回)
・意味を隠してテスト
・覚えにくい単語は書き取り
「目で見る+耳で聞く+声に出す+手で書く」=記憶の4方向アプローチが効果的です。
ステップ③:チェックマークで「覚えていない語」を管理
シスタンには✔欄があるので、
・覚えている単語→チェック
・覚えられなかった単語→マークなし
というように整理しておくと、復習の効率が大幅アップします。
ステップ④:週末に“復習日”をつくる
単語学習は「復習が命」です。
たとえば次のような1週間スケジュールにすると、無理なく記憶に定着します。
曜日 | 内容 |
---|---|
月〜金 | 毎日30語 × 5日間=150語インプット |
土 | 月〜金にやった150語を復習 |
日 | 苦手語彙だけをピックアップして重点復習 |
ただ、忙しさには個人差があり、スケジュール通りに勉強するのが難しいと思います。そんな時は、勉強計画をやスケジュールを管理してくれる受験のプロに頼るのが良いです。
僕がおすすめする「トコウベ」という塾は講師が東大生です。

東大生は、たくさんの勉強方法を試して失敗や成功を経験しています。なので、生徒に合わせた勉強方法を伝えることができたり、東大という高い壁に上ったからこそわかるモチベーションを維持する方法を親身になってサポートできたりします。
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シスタン活用のポイント|やり込みすぎないことが大切!
・完璧主義はNG! 最初は「なんとなく意味がわかる」でもOK
・復習で定着させるのが本質。1回で覚えようとしない
・音声CDやアプリを活用してスキマ時間に聞き流しも◎
・フレーズの中で意味をとらえるクセをつける
「ただ単語だけ覚える」ではなく、「文脈で覚える」ことを意識しましょう。
これが後の長文読解で圧倒的な読みやすさの差につながります。
シスタンと他の単語帳の違いは?
単語帳名 | 特徴 | 対象レベル |
---|---|---|
システム英単語(シスタン) | 頻度順・フレーズ付きで覚えやすい | 基礎〜難関大まで対応 |
ターゲット1900 | 実用性重視・例文しっかり | 中堅〜上位私大向け |
鉄壁 | 情報量が圧倒的・難易度高め | 上位国公立・東大京大向け |
英語が苦手な人・これから始めたい人には、圧倒的にシスタンが使いやすいです。
ターゲット1900や鉄壁について、詳しくは以下の記事を見てみてください!
・ターゲット1900はこう使え!英単語を得点源に変える勉強法と学習スケジュールを紹介
・【2025年版】鉄壁の使い方と勉強法を徹底解説|難関大合格者が語る最強の英単語帳!
まとめ|シスタンは「英語が苦手な人の第一歩」に最適な単語帳!
・出る順だから無駄がなく、効率よく覚えられる
・フレーズで覚えるから記憶に残りやすく、実戦でも使える
・毎日30語×音読+復習で、語彙力が得点源になる!
英語が苦手な人ほど、「何から手をつけていいかわからない」と悩みがちですが、単語を制す者が英語を制すのは間違いありません。
まずは1日30語、シスタンと一緒に始めてみませんか?
語彙が増えると、英語が楽しくなります。そして、得点になります。
「英語できない…」から「英語読める!」への第一歩。
それをシスタンで踏み出しましょう!
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