こんにちは、現役国立医学部生のたくみです
・「英語の勉強を始めたいけど、どの単語帳を選べばいいのかわからない…」
・「単語帳を買っても途中で挫折してしまう…」
そんな悩みを抱えている英語初級者に、真っ先におすすめしたいのが、駿台文庫の『システム英単語Basic(シスタンBasic)』です。
本記事では、英語が苦手な高校生や再スタートを切りたい受験生に向けて、シスタンBasicの特徴・対象レベル・勉強法・スケジュールの立て方を徹底解説します。
「偏差値40台から60台へ伸ばしたい」という方の最初の一歩に、ぜひ参考にしてください!
シスタンBasicとは?|「英語が苦手」を脱却するための単語帳
『システム英単語Basic』は、難関大受験生に人気の『システム英単語(通称:シスタン)』の入門バージョンです。
その名の通り、「Basic(基本)」に特化しており、英語の基礎語彙をやさしく、効率よく学べるように設計された一冊です。
主な特徴:
・約1600語を収録(中学〜高1・共通テストレベル中心)
・頻出順に単語を掲載=「出る順」に覚えられる
・超短い「ミニマルフレーズ」で語法や使い方まで習得できる
・音声アプリあり=リスニングや音読にも活用可能
対象レベル|偏差値40〜55の高校生にぴったり!
シスタンBasicは、以下のような人に特におすすめです:
・高校1年生、または英語の成績が平均以下の高校2年生
・共通テスト英語で50点以下しか取れない
・他の単語帳(鉄壁・ターゲット1900など)が難しくて続かなかった
・英語を一からやり直したい中高年・再受験生
「英単語がわかるようになれば英語が読める」
その感覚を最短で得るために、このレベルから始めるのがベストです。
シスタンBasicの3つの強み
① 短くて覚えやすい「ミニマルフレーズ」付き
単語単体ではなく、2~3語の超短文で意味と使い方をセットで覚えることができます。
例:
・look at her(彼女を見る)
・make a plan(計画を立てる)
このように、「入試にそのまま出る語法」までカバーできるのがシスタンBasicの真価です。
② 頻出順だから効率的
単語は出題頻度に基づいて並んでおり、最初の600語を覚えるだけでも共通テストの基礎語彙はカバー可能です。

重要単語だけ学習できるので効率が良いです!
③ 音声アプリで耳からも学べる
無料アプリで全フレーズの音声を聞けるため、
通学中の聞き流しや音読トレーニングにも活用できます。
シャドーイング(真似して発音)もおすすめです。
英語初級者でも続けられる!シスタンBasicの学習法
ステップ①:1日20語を音読+意味チェック
最初の1〜2周は「覚える」というより、目と耳と口で“なじませる”フェーズです。
やること:
・1日20語×音読3回
・ミニマルフレーズごと読む
・意味をざっと確認(覚えようとしすぎない)
ステップ②:3日ごとに復習+暗記チェック
忘却曲線に合わせて、「3日前にやった単語」を復習します。
おすすめの復習方法:
・ノートに日本語だけ書き、英単語を思い出す
・アプリでフレーズの音声を聞いて意味を即答する
・書き取りが苦手でもOK、口頭での確認で大丈夫!
ステップ③:2周目以降は「使える語彙」を目指す
1周目でなんとなく読めるようになったら、2周目からはアウトプットを意識しましょう。
・フレーズを見て意味を答える
・日本語を見て英語が出てくるかチェック
・音声と一緒にシャドーイング(同時に発音)
こうした積み重ねが、英語長文の読解力や英作文の土台になっていきます。
偏差値60を目指す!6週間の学習スケジュール例
週 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1週目 | 1〜140語 | 毎日20語×音読3回+意味確認 |
2週目 | 141〜280語 | 3日ごとに復習タイムを設ける |
3週目 | 281〜420語 | 「覚えていない語」だけマーカーで管理 |
4週目 | 421〜700語 | 音読+発音を強化(アプリ活用) |
5週目 | 701〜1000語 | 英語を見て即意味が出るかテスト |
6週目 | 1001〜1600語+全体復習 | 苦手語彙の集中強化+シャドーイング練習 |
→ このペースなら、6週間で1冊を3周近く回すことが可能です。
ただ、忙しさには個人差があり、スケジュール通りに勉強するのが難しいと思います。そんな時は、勉強計画をやスケジュールを管理してくれる受験のプロに頼りましょう。
僕がおすすめする「トコウベ」という塾は講師が東大生です。

東大生は、たくさんの勉強方法を試して失敗や成功を経験しています。なので、生徒に合わせた勉強方法を伝えることができたり、東大という高い壁に上ったからこそわかるモチベーションを維持する方法を親身になってサポートできたりします。
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シスタン(標準版)や他の単語帳との違い
単語帳 | 特徴 | 難易度 | 対象 |
---|---|---|---|
シスタンBasic | 短文・基礎語彙・やさしい設計 | ★☆☆ | 偏差値40〜55 |
システム英単語(標準) | 入試頻出語・実戦的構文 | ★★☆ | 偏差値55〜70 |
ターゲット1400 | シンプル設計・中堅大向け | ★★☆ | 偏差値50〜65 |
鉄壁 | 難関大向け・語源・情報量多 | ★★★ | 偏差値65〜75 |
英語が苦手・基礎からやり直したい人には、まずシスタンBasicから始めるのが最適です。
システム英単語やターゲット1400、鉄壁については以下の記事を見てみてください!
・シスタンはこう使え!英語が苦手でも得点源に変える英単語勉強法【大学受験対応】
・ターゲット1400はこう使え!英語の基礎力を固めて偏差値60を目指す単語学習法とは?
・【2025年版】鉄壁の使い方と勉強法を徹底解説|難関大合格者が語る最強の英単語帳!
まとめ|シスタンBasicで「英語が読めるようになる」感覚をつかもう!
・英語が苦手な人でも1日20語で始められる
・短く実用的なフレーズで「使える語彙」が身につく
・無理なく続けられる構成で、挫折しにくい
・音声アプリでリスニング・音読対策も可能
英語は「わからない単語」が多いと、それだけでストレスになります。
でも、語彙をひとつずつ積み重ねていけば、必ず読めるようになります。
今日から、シスタンBasicと一緒に“わかる単語”を増やしていきましょう。
偏差値40から60へ——その第一歩は、1日20語の音読から始まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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