こんにちは、現役国立医学部生のたくみです
「文法問題になると手が止まる」「長文で見たことあるのに、文法的に説明できない」
そんな悩みを抱えていませんか?
英語学習において、文法は基礎中の基礎。ですが、学校の授業や参考書では「知っているつもり」になってしまいやすい分野でもあります
そんな中で長年にわたり圧倒的な信頼を集めてきたのが、文英堂の『総合英語Forest』です。高校英語の“文法バイブル”とも言えるこの一冊は、単なる丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を丁寧に説明しながら、英文法を本質から理解できるように設計されています。
今回は、
『Forest』の特徴や対象レベル、そして効果的な使い方
について詳しく解説します。ぜひ最後まで見てみてください。
✅ 『Forest』ってどんな参考書?
『総合英語Forest』は、文英堂から出版されている英文法解説書で、長年にわたって高校生・大学受験生の間で使われてきたロングセラーです(現在は改訂版『Evergreen』が後継ですが、今でも多くの学校でForestを使用中)。
文法書としての網羅性の高さはもちろん、「なぜその文法がそうなるのか」という背景・ニュアンスの丁寧な説明が特徴です。
🌟 特徴①:高校英語の文法をほぼすべて網羅
Forestは、「時制」「助動詞」「仮定法」など、受験英語に必要なあらゆる文法項目をカバーしています。
基本〜発展レベルまで一貫して載っているため、「この文法ってどこで勉強するんだっけ?」という疑問が出たときに、すぐに調べて解決できるのが大きな強みです。
特に、
- 品詞の使い分け
- 不定詞と動名詞の使い分け
- 接続詞と関係詞の違い
といった、混乱しやすい文法項目を図解と具体例で比較してくれている点が初心者にも非常にありがたいポイントです。
🌟 特徴②:なぜそうなるのかを丁寧に説明してくれる
Forestはただの「丸暗記型の文法書」ではありません。
「なぜ助動詞のあとに原形が来るのか」「なぜ仮定法では過去形を使うのか」といった文法の“背景”までしっかり説明されているので、理解に基づく定着がしやすい構成になっています。
実際、Forestを使ってから
・「文法の暗記が楽になった」
・「意味を理解して覚えられるようになった」
という声は非常に多いです。
🌟 特徴③:見やすく、引きやすく、授業の復習にも最適
紙面のレイアウトは、左ページに解説、右ページに例文・コラムという構成。
図や表も多く、ビジュアル的に情報が整理されているので、「勉強が苦手だけど何とかしたい」という人でも挫折しにくくなっています。
学校の授業で配られている人も多いため、Forestは「授業+参考書」の連携にも優れており、家庭学習の質を大きく引き上げてくれます。
📈 レベル感と対象者|偏差値で言えば50〜65
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | 高校1年〜3年/共通テスト〜中堅・上位大学志望者 |
偏差値目安 | 50〜65(MARCH・地方国公立〜早慶基礎) |
使用目的 | 英文法の総復習・文法の理解を深めたい人向け |
Forestは「英文法をゼロからやり直したい人」「受験に向けて文法を整理したい人」のどちらにも向いています。
いわば、英文法の“辞書兼参考書”として活用できる一冊です。
📝 『Forest』の効果的な使い方
ステップ①:学校の授業に合わせて使う
もし学校でForestが配布されている場合、授業で扱った単元をその日のうちにForestでも復習しましょう。
同じ項目でも、Forestはより深く、広く扱っているため、理解の補強に役立ちます。
ステップ②:問題演習と並行して調べながら使う
文法問題集(Next StageやVintageなど)を解いていて、間違えた問題に出会ったときに、解説だけでなくForestでも調べてみることで、根本理解が深まります。

僕は、問題演習を通じて分からない文法事項が出てきたら調べていました
ステップ③:弱点分野を見つけたら該当ページを熟読
たとえば「仮定法が苦手」と気づいたら、Forestの仮定法の章を最初から読み直してみましょう。例文を音読したり、図を見て理解を整理すると、記憶の定着が格段に良くなります。
✅ まとめ|文法が“味方”になる一冊を持とう
『Forest』は、英語学習における「理解できた気がする」を「本当にわかる」へと変えてくれる、非常に信頼性の高い英文法書です。
英語長文を読むにも、英作文を書くにも、文法の知識は不可欠。その土台がグラついている状態では、どれだけ単語を覚えても実力は伸びにくいものです。
逆に言えば、文法という“軸”をしっかり持てれば、英語は一気に武器になる。
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